・取引が増えると超過分の費用がかかる
・一つ一つは少ない金額だが、積み重なって負担が大きくなっていた
・誤発注や欠品などの修正がデータ上でできない
今回お話をお伺いしたのは、関西地方を中心に乳製品の卸売をしている酒井商事株式会社の酒井様です。数年前からWebでの注文を強化しており、現在ではCO-NECTを含めた複数のWeb受発注システムを利用しています。酒井商事様がなぜ「CO-NECT(コネクト)」を導入したのか、お話を伺いました。
導入前の課題
・取引が増えると超過分の費用がかかる
・一つ一つは少ない金額だが、積み重なって負担が大きくなっていた
・誤発注や欠品などの修正がデータ上でできない
取引が増えると負担も大きくなってしまうのが悩み
Q. 事業内容を教えてください。
関西地方を中心に、カフェやレストランなどの外食産業へ業務用乳製品の卸売をしています。牛乳、生クリームなどを中心にチーズ・バター・アイスクリームなどの乳製品全般を取扱っています。
メニューや季節に合わせた商品を提案しながら、お客様とのコミュニケーションを大切にしています。
Q. Webからの注文は増えていますか?
はい、最近はWebから注文されるお客様がほとんどで、電話やFAXでの注文は少ないです。
複数のWeb受発注サービスを併用しており、受注全体のうちの30%はCO-NECTからの注文ですね。
Q. Web受発注システムを導入しようと思った理由は何ですか?
CO-NECTを導入する前の一番の悩みは、コストの負担増加です。
利用中のWeb受発注システムのなかには、取引金額に応じて手数料を負担する仕組みのものがありまして…。
Webでの注文を積極的に取り入れ始めた7〜8年前は疑問に感じていませんでしたが、売り上げが拡大するのに比例して負担も増えていくため、改善したいと思っていたんです。
ーー売り上げが増えると、そのぶんコストも増えてしまうんですね…。
はい、コスト増はずっと課題に感じていました。
業務が忙しく、実際にはなかなか改善に着手できずにいたのですが、新型コロナウイルスの影響で市場が落ち着いたタイミングがありました。ここで少し時間に余裕ができたため、しっかり改善に取り組もうと思い、Web受発注システムの検討を始めました。
Q. CO-NECTの導入を決めた理由は何ですか?
複数のサービスを検討しましたが、その中でCO-NECTに決めた理由は2つあります。
1つ目の理由は、「現状のシステムよりコストが削減できること」です。
売上に対して手数料を負担するサービスとは違い、CO-NECTは定額の月額料金だけで利用できますし、その料金も安価です。もちろん定額であるため、取引量が増えても当社での費用負担は増えません。
ーー「定額制なので、売り上げが伸びても月額料金は変わらない」という料金体系は、事業が拡大されている企業様にぴったりだと思います。
おっしゃる通りですね。また、初期費用が数十万円かかるサービスがあるなか、CO-NECTは初期費用が無料で導入できるのも大きな魅力だと感じました。とにかくコスト削減ができるメリットが大きいですね。
2つ目の理由は「近い業種の導入事例があり、安心感があったこと」です。
Web受発注システムには様々なものがある中で、CO-NECTは多くの食品卸売の企業が利用しています。他のツールの説明を伺った時、同業の導入事例がなかった企業もあり、当社の業務フローにフィットするかどうかが心配でした。その点、CO-NECTは近い業種の導入事例も豊富だったので、私たちにとっても使いやすいだろうと考えました。
CO-NECTを導入しコストカットを実現。お客様への導入もスムーズ!
Q. .CO-NECTを導入して、どのような効果を感じていますか?
CO-NECTを導入してから1年ほどで、コストははかなり削減できました。以前利用していたWeb受発注サービスでは、従量課金制で月に7〜8万円の手数料を負担していたんです。
しかし、CO-NECTの場合は定額の月額料金のみのため、結果として年間で100万円ほど削減できました。
ーー年間100万円の削減は、かなりインパクトが大きいですね…!
そうですね。コストを削減できたおかげで、業務の効率化に使えるお金も捻出できました。現在はオプションをつけずにCO-NECTを利用しているので、請求書と連動する機能の追加を検討中です。
CO-NECTはプランが豊富なうえ、カスタマイズして必要な機能を揃えられるので、新機能が追加されていくのを楽しみにしています。
Q. 業務効率化にも役立っているとお聞きしました。
受注履歴を修正してからダウンロードできるのが、業務の効率化に繋がっています。
これまで利用していたサービスは、受注履歴のデータが自動でダウンロードされていました。もちろん効率化という面では役立つのですが、自動だと、入力ミスや欠品が修正・反映されないままダウンロードされてしまいます。
CO-NECTの場合は、入力ミスや欠品による納品数のズレを微調整してからダウンロードできるので、データと実際の受注履歴に誤差がなく管理しやすくなりました。
加えて、CO-NECTの管理画面は必要な機能だけが揃っており、シンプルで分かりやすいです。そのため、操作や設定が簡単にできました。
Q. CO-NECTを導入するにあたり、お客様の反応はいかがでしたか?
すでにWebで注文している取引先が多かったこともあり、とてもスムーズに導入できました。取引先は無料で利用できるので、こちらから「CO-NECTを使って欲しい」とお願いしたらすんなり承諾してくれます。
ーーすでにWebで注文している方は、ツールを変えることにも特に抵抗がなかったんですね。
そうですね、ほとんどの方がCO-NECTに変えてくれました。今回の導入を通して、特定のサービスにこだわっている方は少ないと感じました。
お客様への導入は、営業担当が訪問したタイミングでおこなっています。CO-NECTでの注文用のQRコードを準備しておけば、お客様はスマホでQRコードを読み取るだけですぐに発注できます。
あまりに簡単なので、これまで電話やFAXを使って注文していた方も、すんなりCO-NECTを導入してくれました。
今までFAXでの注文にこだわっていた方が「試しに一度使ってみる」とおっしゃって、そのままCO-NECTを使い続けている例もあります。FAXのように注文書を作成する必要もないですし、外出先からもスマホで注文できるため、FAXよりも便利に感じられたんだと思います。
FAXを使える人なら、CO-NECTも使いこなせるのではないでしょうか?
ーー本日は貴重なお話を伺い、ありがとうございました!