食品製造・販売 株式会社ホクチン 様 北陸の水産加工食品メーカーのホクチン、受注業務効率化に向けてCO-NECTを採用 入力業務の負荷軽減受発注業務のワンストップ化確認・集計作業の削減

株式会社ホクチンについて教えてください

株式会社ホクチンは、石川県金沢市に本社を構える水産加工食品メーカーです。

半世紀以上にわたり魚介を活かした珍味やおつまみ、干物、惣菜などを製造・販売してきており全国に製品を供給しています。原料調達から企画、製造、出荷までを一貫して手がける体制を整備し、安全で安心な商品づくりを実現しています。

また「bary」など自社ブランドの展開や、直営店舗・通信販売による販路拡大にも積極的に取り組んでいます。企業理念として「もっと美味しく、もっと楽しく、もっと健康に」を掲げ、魚を通じて豊かな食生活を提案する“食のコンシェルジュ”を目指しています。

長年培った商品開発力と確かな品質管理により、地域に根ざしながら全国の消費者に信頼される食品メーカーとして成長を続けている会社です。

受発注システム導入を検討した背景について教えてください

業務の効率改善と基幹システムの老朽化が背景です。現在、受注はFAXを中心に行われており、注文内容を基幹システムへ転記する作業に社員とパートが専任で対応していました。

そのため、製造や営業といった注力したい業務に人的リソースを割けきれず、全体の生産性を阻害する要因となっていると考えていました。さらに、既存の基幹システムは15年前の古い開発環境で構築されたもので、今後1〜2年以内には刷新が必要な状況にあります。既存システムの限界に加え、業務の非効率さが重なり、抜本的な改善が急務となっていました。

また、入力作業の効率化を目的にAI-OCRの導入を試みたものの、商品の入れ替わりや品番変更が頻繁に発生する業態では十分に対応できず、実運用には至りませんでした。こうした背景からFAXや手入力に依存した属人的な運用から脱却し、業務を効率化するとともに、将来的なシステム刷新にも対応できる基盤を整備することを目指していました。

CO-NECTを採用した決め手はなんでしょうか?

まず、取引先の方がどなたでも使いやすいことです。
これまでFAXで注文していた方でも、画面がシンプルで見やすく、操作も簡単なのでスムーズに移行できると評価されました。

また、注文内容をスムーズにデータ化できるため、今まで手入力していた作業を大幅に減らすことができ、入力ミスの心配も少なくなります。
さらに、自社の商品と仕入れ品が混ざった注文でもまとめて対応できる点も大きな魅力でした。受注後の仕分けや確認にかかっていた手間を減らせるからです。

最後に、基幹システムとの連携を前提に導入を検討していたため、CO-NECTなら受注から管理までを一元化できることも、決め手のひとつになりました。

期待している効果

受注入力作業の削減と省人化です。従来のFAXやメールで届いた注文を人手で入力していた体制を変えることで、少人数でも効率的に処理をできるようにしたいと考えています。

次に業務標準化も実現していきたいです。これまで属人的に行われていた受注・発注業務がシステム上で統一され、誰でも同じフローで処理できるようになるため、情報の透明性が高まり、取引先とのやり取りもスムーズになっていくと考えています。

何より担当者が受注関連業務に割いていた時間を他業務へ再配分できるため、企業全体の生産性向上につながっていくことを期待しています。

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