今回お話をお伺いしたのは化学メーカーのナノダックス様です。
唯一無二の技術力でYONEXや三菱電機といった名だたる企業にその高い技術力を評価されている同社に、受発注システムを導入された経緯やCO-NECT(コネクト)のメリットをお伺いしました。
導入前の課題
・納品書や出荷伝票の作成に時間がかかる
・発注側が利用料無料の受発注システムを導入したい
発注側が完全無料で利用できることはCO-NECTを選ぶ際の一番大きな決め手となりました
Q. 事業内容を教えてください。
当社はグラスウールと樹脂の混合技術を持つ化学メーカーです。グラスウールは廃棄ガラスを再利用して製造される素材なのですが、廃棄物を減らすために断熱材や保温材として使用済みのグラスウールをどう処理するかという問題に各社悩んでいました。
使用済みのグラスウールを更に再利用できないかと各社研究を重ねたものの、なかなか上手くいかなかった。そんな中、当社がグラスウールと樹脂を混合する技術を確立させ、強化樹脂へアップサイクルすることに成功しました。
日本のみならず海外15か国で特許を取っていることもあり、今では海外からの受注が売上の多くを占めています。
Q. ドイツのケルバー選手の使用ラケットに、ナノダックスさんの技術が使われているとか?
YONEXさんのテニスラケットには、当社が開発した超臨界技術を用いたテニスガットコーティングが用いられています。このテニスガットは主にプロ用として採用されているのですが、ドイツのケルバー選手が4大トーナメントで使用し優勝されていました。やはり優勝された時は嬉しかったですね。
Q. 受発注システムを検討されたきっかけはなんですか?
元々はFAXとメールで注文を受けていましたが、各伝票を作る際の転記にやはり時間が取られてしまって。納品書や出荷伝票を作成する度に手入力する必要があるのが課題でした。その解決策を探っていた時に出会ったのがCO-NECTです。
Q. 数ある受発注システムの中でCO-NECTをご導入頂いた理由はなんでしょうか?
一番大きな理由は発注側の利用料が無料であることでした。やはり取引先に発注手段を切り替えてもらう以上、費用負担がある発注システムへの移行はなかなかお願いできないです。他社は発注側も有料利用となってしまうシステムが多く、発注側が無料で利用できることはCO-NECTを選ぶ際の一番大きな決め手となりました。
Q. 新機能がどんどん追加される点もご評価頂けたとか?
はい、CO-NECTはシステムがアップデートされるスピードが早いと思います。検討時、見積書や納品書に社印が入ってないのがボトルネックで導入をためらった事があるのですが、営業担当の方に相談するとすぐにシステムに反映して頂きました。その開発スピードに驚くとともに、顧客の声に真摯に向き合ってくれる会社なんだと、信頼を持てましたね。
出荷指示機能や販売管理機能など、CO-NECTが便利になっていくのを目の当たりにしています
Q. 実際にCO-NECTを導入されてメリットはありましたか?
伝票作成時間がかなり短縮されました!納品書や請求書は自動作成なので1件あたりの作成時間が5~10分から0分に、宅配便の送り状に関してもCSVデータの活用で作成できるようになったので、5分から30秒くらいに短縮できたと思います。1件あたりで15分前後短縮されているので、4件注文を受けるだけで1時間前後の業務時間が短縮されていることになりますね。
Q. システムのアップデートについてはいかがでしょう?
やはり新機能がどんどんアップデートされて便利になっていく点が素晴らしいですね。例えば最近実装された納品予定日の回答機能。わざわざリファックスやメールを送る必要がなく、システム上で日付を選択するだけなので手間がありません。導入以来、出荷指示機能や販売管理機能など、多くの機能が実装されてCO-NECTが便利になっていくのを目の当たりにしています。毎月コンスタントに機能が改善されていくので、今後CO-NECTがどこまで便利なシステムになるのか、とても楽しみにしています。