酒類卸 アカデミー・デュ・ヴァン 様 「CO-NECT(コネクト)はテレワークを実現させてくれるツール」国内No.1のワインスクールのワイン卸部門が受発注システムでテレワークを実現! 入力業務の負荷軽減

今回お話をお伺いしたのはワインスクールの運営やワインの輸入販売を行っているアカデミー・デュ・ヴァン様です。日本初の本格的ワインスクールとして1987年に開校されたワインスクールは、累計8万名の卒業生を輩出していらっしゃいます。そんな同社が販売するワインは、信頼できる生産者から輸入されていること、温度・湿度などの品質管理が徹底されていることが特徴です。
今回はそんな“クオリティ・ワイン”を販売されている同社に、CO-NECT(コネクト)を導入したメリットやテレワークの実現についてお伺いしました。

導入前の課題 

・受注方法も受注担当者も多く注文の見落としが起こる 
・同名の商品が多いため商品の特定に時間がかかる
・テレワーク実現に向け、オフィスに行かなくても受注できるようにしたい

「どのワインか分からない」という課題をCO-NECTで解決

Q. 事業内容を教えてください。

当社の事業はワインスクール事業と酒販事業の2つがあります。ワインスクールでは初心者から専門家までを対象にした幅広い講座が開かれており、おかげさまで受講者数は年間約5000名を超えております。
酒販事業は一般小売ではなく、レストラン様やホテル様などの業務店様へ品質・価格の両⾯で妥協することなく厳選し、世界中から直輸⼊したワインを直接卸しています。ワインの確固たる知識と経験を活かし、そのお店やメニューにあったワインをご提案させて頂いています。

Q. 受発注システムを導入される前はどのように受注されていましたか?

電話やFAXにメール、LINE、Messenger、お客様の使っている発注システムなどあらゆる手段で受注していました。当社は営業担当者のほかに受注担当者が数名おり、注文を受ける人も手段もバラバラだったため、どうしても注文の見落としが起こってしまうことが課題でした。これらのバラバラな受注方法を一元化したいと思い受発注システムを検討しました。

取材時には青山校併設のワインショップでボルドーワインフェアが開催されていました

Q. 同名の商品が多いことにも課題があったとか?

はい、ワインという商材の特徴かもしれませんが、ワインには同名の商品がたくさんあるんです。
例えばピノ・ノワールというワインは有名ですが、フランス産やアメリカ産やオーストラリア産、その他にもたくさんの産地があり、さらに生産者によって味わいも香りも変わってきます。同じ“ピノ・ノワール”にも何十~何百という種類があるのです。ところが発注企業様の中にはわざわざ詳細な情報を書かない方も多く、商品の特定には時間を要していました。

Q. CO-NECTを導入されてその課題は解決されましたか?

CO-NECT経由で発注頂く場合は、すでに産地や生産者情報が記載された選択肢から商品を選んで頂くだけなので、「どのワインのご注文か分からない」という事態はなくなりました。商品を特定するためにメールやFAXだと何往復かやりとりが必要だったので、お客様にとっても当社にとっても時間短縮につながり、大変助かっています。

CO-NECTはテレワークを実現できるツール

Q. 新型コロナウィルスの流行以降、受発注システムの有用性が再認識されたとか?

はい、CO-NECTで先述の課題が解決されることは会社として分かっていたのですが、営業担当者にとってはどうしても受注手段の切替えよりも新規注文獲得のウェイトが高く、既存のお客様へ発注手段の切替えをご案内しているかどうかは、担当者によってバラつきがありました。ところが今年の春先から新型ウィルスが流行し、オフィスに出社できない状況が続き、FAXで来る注文書が確認できないことに困ってしまったのです。そんな時に、「受注手段をCO-NECTに一元化すれば解決するのでは?」と閃きまして。

Q. FAXで来る注文が多かったということですね?

全注文の半数近くはFAXで来ていたと思います。リモートワークができない課題以外にも、FAXだと「注文書が届かない」という現象が頻発していまして、そういう点にも困っていましたね。

CO-NECTで受注情報をご確認頂いている様子

Q. 発注企業様へのCO-NECT導入はスムーズにいきましたか?

リモートワークとなった今、FAXでの注文だと内容が確認できないので、営業担当者の熱意は以前と段違いですね(笑)既存のお客様にCO-NECTを案内してみると、意外にもすんなり受け入れてくれる方が多く驚きました。飲食店には昨今タブレットPOSが浸透しているので、皆さん以前よりIT化に抵抗がなくなっているのかも知れません。
また、単に「CO-NECTを使ってください」とお願いしただけではご利用頂くのは難しいと思うので、納品時やその他の訪問するタイミングで利用方法を簡単にトレーニングさせて頂いています。と言っても皆さん5分もあれば使いこなされていますが(笑)
既存のお客様への切替えのご連絡はもちろん、パンフレットに「発注方法はCO-NECTを推奨しております」と明記して、新規のお客様にも積極的にご利用頂いています。

Q. CO-NECTをご利用頂いている発注企業様の反響はいかがですか?

ご利用頂いているお客様のほぼ100%の方が、従来の発注方法より便利になったと仰います。スマートフォンで直感的に発注できることに加え、発注漏れがあった際に家や帰宅途中でも頼めるのが嬉しいとの声は多いですね。また当社はもともと納期回答のリファックスをしていなかったので、CO-NECTの納期回答機能や出荷通知メールは非常に喜ばれています。

ワインスクールのロビー

Q. テレワークへの移行は順調に進んでいますか?

CO-NECTのおかげで営業担当者・受注担当者ともにオフィスに出社する必要がなくなりました。緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウィルス収束の兆しは見えませんし、また働き方改革にもつながるため、当社は今後もテレワークを継続していく予定です。こういう状況下なので、「システム受注に切替えたい」とお伝えするとお客様も快く理解してくださります。まさに今がテレワークに移行する良いタイミングだったと思います。

Q. Web受注システムやCO-NECTを検討中の方に一言お願いします。

日々受注業務が発生する当社のような企業にとって、CO-NECTはテレワークの実現に無くてはならないシステムだと思います。テレワークは移動時間を削減でき生産性もあがりますし、なにより昨今の状況下で健康を保つためには積極的に推進していくべきかと思います。FAXや電話での受注業務のために出社している企業様であれば、ぜひ一度CO-NECTを試してみるべきではないでしょうか。

ワインスクールの2020年秋・冬シーズン講座は8/30(日)より受付開始されるとのことです。ワインにご興味がある方は、ぜひアカデミー・デュ・ヴァンさんの公式ページをご確認ください。
https://www.adv.gr.jp/